金の蔵 月額4000円飲み放題 サブスクモデル
こんにちは、豆男です。今回はサブスクを利用した金の蔵を紹介したいと思います。
金の蔵 月額4000円サービス
居酒屋チェーン店「金の蔵」では月額4000円で飲み放題の提供を始めました。
通常では120分の飲み放題が1800円で提供されているため、1か月に3回行けば元は取れる計算です。もし毎日通った場合は1日130円で飲み放題が楽しめるため、毎日家で晩酌を行う方にとってはだいぶ安くお酒を飲むことができます。
お酒は60種類以上と多く、お通しも無料といった内容です。
さらに誕生月の人がいる場合、歳の数だけ唐揚げがもらえるサービスもあります。
お酒大好きな方にとっては飲食代もばかにならない中、このようなサービスを利用することで結果的に節約へとつなげられます。
これだけのサービス内容を提供していて赤字にならないかと思いますが、大半の人はお酒のみだけでなくおつまみといった食事も注文するため
これを利用して売上をあげようという考えです。また、月額制にすることで安定して収入を得られることも今回の狙いの一つだと思われます。
金の蔵を運営している三光マーケティングフーズは近年、原材料価格の高騰化、お酒に対するニーズの減少といったことにより売上高が減少しております。
金の蔵は店舗数を整理するとともに今回のようなサービスを行うことで売上を上昇させようといった狙いがあります。
サブスク ビジネスモデル
今回のような月額制サービスはサブスクリプションサービス(サブスク)といわれ、動画や音楽のストリーミング配信はこれらにあたります。
いまでは音楽や動画の月額制サービスは当たり前となっておりますが、近頃では飲食業でもこのビジネスモデルを活用しているところは増えてきました。
ラーメン店では「野郎ラーメン」、カフェでは「コーヒー・マフィア」、居酒屋では今回紹介した「金の蔵」といったところです。
飲食業界以外にもファッション業界でもこのビジネスモデルは導入されております。
ファッション業界では女性向けに服やかばんなどブランド品をサブスクで行うことで、顧客にとっては新しい服を何度も楽しめることができ、企業にとっては固定収入が得られるといった関係が生まれております。
サブスクでは顧客にとって飲食では何度も利用することで飲食費を抑えられること、ファッション関係では高価なブランドを試しとして使えるといったメリットがあります。企業にとっては固定収入を得られ、また話題となることが多いためPR活動も含まれ、リピーターが生まれることによって収入増を狙ったビジネスモデルです。
サブスクを行っている企業は徐々に増えておりますが、まだ現段階では多くないため今後はサブスクのビジネスモデルを活用した企業が増えていくことが予想されます。サブスクを早い段階で導入している企業では売上が大きく伸びる可能性があるため、そのような企業に投資することで大幅な利益を得られるでしょう。